宇宙エレベーターロボット競技会オンラインカンファレンス2020

~ 志を同じくする全国の仲間たちとの交流 ~

宇宙エレベーターロボット競技会は、コロナ禍のため今年の競技会は中止となりましたが、その代わりに、「オンラインカンファレンス」という形で、子供たちの学びの場を提供しました。テーマは「宇宙エレベーターロボットシステムの新しい利用法アイデアを発表しよう!」いうミッションで、「宇宙エレベーターロボット×〇〇=新しい□□」というテーマを考え、2分間の動画を作成して発表します。

初めての試みですが、全国から小・中・高校生27チームが参加しました。カンファレンスは、遠隔会議システムzoomを使い、4~5チームをブレイクアウトルームに入れ、そのチーム同士で予め各チームがYouTubeにアップロードした動画を観ます。その後、質疑応答を行い、ファシリテーターの先生がコメントする形式で進められました。また、宇宙エレベーターで宇宙物流と惑星開発に挑戦している青木義男教授(日本大学理工学部長)の講演もありました。

参加者のアイデアは多様で、精巧に設計された2台のロボットを使った物流システムや、壁に習字を書くロボット、台風を初期の段階で消滅させるアイデア、雷から集電する逆避雷針、介護現場での被介護者を運ぶロボット、人の接触を必要としない洋服屋の試着ロボット、宇宙デブリ(ゴミ)を掴んで投げるロボット、肩たたきロボットなど、大人には思いもよらない自由で斬新なアイデアに感心しました。

Truthからは、チーム「ファイヤーファイターS」(飯田橋校小4:小泉Y君・新海K君)が参加。宇宙エレベーターロボット2台を使い、森林火災を消火するシステムをテーマとしました。1台はホースを持って昇り、水を給水するロボット。もう1台は水を受け取ってから、火事の上空を行き来して水を散布して消火するロボット。2台は超音波を使って通信し、それぞれカラーセンサーやタッチセンサーを使って動きを制御しています。カンファレンスの最後に評価の高い3つの作品が紹介されました。実行委員長の小林道夫先生(神奈川大学附属中・高等学校副校長)が、「ファイヤーファイターS」を選んでくださいました。2台のロボットが連携する点、ホースを持って昇ることの難しさを克服した点を評価するとのことです。

メンバー二人の内一人は急な用事で当日は参加できませんが、二人ともこの貴重な体験を糧に、さらに成長してくれることを期待しています。また、目標をもって日々の努力を形にしていくことの大切さ、楽しさをTruthに通う皆に経験してもらいたいと思っています。