NESTロボコン2021中間報告

~ オンラインで標準プラットフォーム競技を開催 ~

 

去る8/28・29、昨年に続き今年も「Kokohore!WanWan!」「サッカー日本リーグ」「レスキュー日本リーグ」の3競技は、zoomを使ったオンラインで開催しました。拠点はそれぞれ、エレファントアリー(八王子)、エルプレイス(戸田公園)、都立産技高専(品川)に置き、参加者は自宅から参加。参加者は予め送られた設計図を基にロボットを作成して各自調整し、本番では自分が作成したプログラムを送り、スタッフが拠点会場で用意したロボットにプログラムをダウンロードして競技に臨ませます。同型のロボットを使ってプログラムを競う「標準プラットフォーム」形式で行いました。また、ロボットやプログラムについて説明するプレゼンテーションポスターの提出も義務付けられ、これも評価されました。Kokohore!WanWan!では、オリジナルでデザインしたロボットのパフォーマンス動画を送り、これも審査されました。

◆サッカーOnlineの様子

 

 

 

WanWanパフォーマンス賞

 

Kokohore!WanWan!は、野原エリアと洞窟エリアに分かれており、洞窟エリアの課題の難易度が高いのですが、これにチャレンジしたチームが少なかったのは残念です。サッカー日本リーグは、①ボールを追う②周囲の壁にぶつかったら回避する③自陣と敵陣を見分ける、という最低3つの課題を同時に行うことが求められますが、①と③とを組み合わせたプログラムの調整がうまくいかなかったチームが多く、今後の課題となりました。レスキュー日本リーグでは上位チームが良い成績を残し、今後の活躍が期待できると思います。

◆レスキューOnlineの様子

 

 

 

やはり競技で上位に入るチームは、プレゼンテーションポスターでも上位の成績を収めています。ロボットやプログラムが完成していないと、それをアピールするポスターも作れません。日頃のたゆまぬ開発を積み重ね、計画性のある活動の大切さを実感したのではないでしょうか?

 

NESTロボコンでは毎年、世界大会報告会や上位競技のプレゼンを行っています。今回は、千葉工業大学のロボカップ「ヒューマノイドリーグ」のチーム『CITBrains』がロボット開発の要素の説明をレゴブロックと絡めて行ってくれました。また、2019年ロボカップ・シドニー世界大会に参加したTruthの先輩、チーム『pallas』の西村啓君が、ジュニアレスキューの最難関「レスキューメイズ」の競技紹介を行ってくれました。

『CITBrains』

なお、会場に集まって行うオンサイトの競技、サッカーとレスキューのワールドリーグは、都内感染者の急増により延期となりました。10/23・24に開催します。こちらも応援お願いいたします。

◆NESTロボコン2021の結果はこちら ⇒ http://www.npo-nest.org/workshop/robocon/Robocon2021_rank.html

ロボットの鉄人2021 募集要項

ロボットの鉄人2021 募集要項

http://www.npo-nest.org/workshop/tetsujin/tetsujin2.html

■日程

2021年9月18日(土)~20日(月祝)3日連続集中講座

※コロナ対応のため、今回は宿泊無しで開催します。

 

■スケジュール概要

1日目 9:00~21:00(施設内レストランの昼食・夕食付、19:00以降は自習活動で希望制)

2日目 9:00~21:00(施設内レストランの昼食・夕食付、19:00以降は自習活動で希望制)

3日目 9:00~17:00(施設内レストランの昼食付、競技会)

 

■場所

国立オリンピック記念青少年総合センター

〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1

 

■内容

世界チャンピオンをはじめ、ロボカップジュニア世界大会を経験したロボットの鉄人達と過ごす3日連続集中のロボット講座です。メカニズムやプログラムの実践的な指導、 アドバイスはもちろん調整方法などロボットについて多くを学ぶことのできる濃密な3日間です。

<過去講座の様子>

 

 

<3つのコースを準備しております>

◎サッカーコース

・ロボカップジュニアサッカーWL(ワールドリーグ)

・ロボカップジュニアサッカーNL(日本リーグ)

上記いずれかの競技に出場を目指している人を対象としたコース

 

◎レスキューコース

ロボカップジュニアレスキューLine出場を目指している 人 を対象とした コース

 

◎RoboRAVEチャレンジコース(ロボット入門者向け)

ロボット入門コース。ロボット製作を学び、国際的なロボコン「RoboRAVE」出場を目指す人を対象とした コース

最終日に、RoboRAVE東日本大会に出場します。

 

 

■対象

小学校4年生~高校生

 

■募集定員

30名

※先着順となります。定員に達し次第、締め切らせていただきます。

※最少催行人数10名に達しない場合は中止となります。

 

■参加費

会員36,720円 →31,220円

一般37,800円 →32,300円

 

———————————————–

  • 宿泊費1人2000円×2泊=4,000円
  • 朝食500円×3回分=1500円

計-5500円

 

<会場費>

1日目・2日目 /小練習室1日1室8350円×4室=33,400円

3日目/小練習室×2(午前・午後5,370円×2)+中練習室大(午前・午後12,940円)=23,680円

会場費計:57,080円

食費1人あたり:3日間で3,240円

———————————————–

 

RoboRAVE大会について

【RoboRAVEチャレンジコースに参加の方対象】

9月20日(月祝)に同会場にてRoboRAVE東京大会(https://roborave-tokyo.org/)が開催されます。

大会には、別途1,000〜3,000円程度の参加費がかかります。

同大会は、11月27日(土)~28日(日)に石川・加賀で開催予定の加賀RoboRAVE2021大会出場のための予選会となります。

https://www.roborave-kaga.com/wp-content/uploads/2021/05/2021RobeRAVE-info.pdf

大会については、詳細決まり次第別途お知らせいたします。

RoboRAVE東日本大会公式サイトはこちら

http://www.roborave-eastjapan.org

 

■募集開始

2021年7月27日(火)より

 

■持ち物

<サッカー・レスキューコース>

ロボットとプログラミングするためのパソコン

※持参できない方は、ご相談ください。

※RoboRAVEチャレンジコースについては、基本的にロボットキットは貸し出します。

 

■注意事項

※活動中は、マスク着用・検温・アルコール消毒など、新型コロナ感染症対策のルールを守って行動してください

※食事は会場施設内のレストランを使用します。レストランのコロナ対応の規則に従って、食事してください

※個々の事情により、食事が不要な回があっても、参加費の調整はできません

※健康に問題がある場合、参加できません。

※食物アレルギーについてもご相談ください。

ロボコンはオンライン&オンサイト開催、鉄人2021は宿泊無しで開催!

NPO法人科学技術教育ネットワークが主催する「NESTロボコン2021」は、8/28(土)・29(日)に昨年と同じ方式で開催します。Kokohore!WanWan!及びレスキューとサッカーの日本リーグの3競技は、規定のロボットを使用する標準プラットフォーム形式。参加者は各家庭からzoomで参加し、プログラムを会場に送って会場に用意されたロボットに競技させる方式です。競技の様子はYouTubeLiveで限定配信します。サッカーとレスキューのワールドリーグは、東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスにて、スケージュールを分散させ、チーム数とメンバー数を限定してオンサイトで行います。

◆開催日:2021年8月28日(土)~29日(日)
◆競技:※事前エントリー制
<オンライン形式競技>
Kokohore! WanWan、サッカー&レスキュー日本リーグ
<参加形式競技>
サッカー&レスキューWorldリーグ
◆競技ルール: NESTホームページで公開中
http://www.npo-nest.org/workshop/robocon/robocon_rule.html

NESTロボコン2020「レスキュー」YouTube中継の様子
NESTロボコン2020「Kokohore!WanWan!」YouTube中継の様子
NESTロボコン2020「サッカー」YouTube中継の様子

一方、昨年中止となった「ロボットの鉄人」は、これまで2泊3日の合宿形式で行っていましたが、今年は9/18(土)~20(月祝)に、十分な感染対策を講じた上で、通学形式で行うことにいたしました。例年の合宿では、深夜に及ぶ活動が可能でしたが、その分各自が自宅で取り組んでもらいます。高い意識をもって臨み、ロボカップジュニアのジャパンオープンや世界大会、アジアパシフィック大会で活躍した先輩たちの知識や技術、哲学を吸収してもらうことを期待しています。また、RoboRAVEの東京大会を最終日に行います。コロナ禍が落ち着きを見せ、無事開催できることを祈っています。

どうなる?今年のロボコン

~ オンサイト開催の模索 ~

 トゥルース・アカデミーの生徒たちは、4つのロボットコンテストに参加しています。ロボットサイエンスの生徒のみが参加しているのは、国際的なロボコンの最難関「ロボカップジュニア」(大きく分けてサッカー・レスキュー・OnStageの3種目)と、トゥルースが所属しているNPO法人科学技術教育ネットワークが主催している「NESTロボコン」(大きく分けてサッカー・レスキュー・Kokohore!WanWan!の3種目)。ブロックサイエンスの生徒も参加しているのが、国際ロボコン「ロボレーブ」(a-MAZE-ing・LinFollowing・SumoBOTの3種目)と、国内で広がりを見せている「宇宙エレベーターロボット競技会」。

サッカーNL東京神奈川ノード の様子

コロナ禍に見舞われた昨年度、「ロボカップジュニア」の東京神奈川ノード大会と関東ブロック大会はサッカーとレスキューはオンサイト(会場での競技)で、OnStageはオンライン(zoomとYouTubeLiveで開催)で開催。オンサイト競技は開催日や時間を分散させて、密にならないよう、長時間滞在にならないように行いました。日本大会(交流会等の様子は、https://www.robocupjunior.jp/で見られます)と世界大会はすべてオンラインとなりました。まだ、今年度の大会がどうなるかは未定です。

「NESTロボコン」では、サッカー日本リーグとKokohore!WanWan!は、既定のロボットを使用し、自分で作ったプログラムを競技会場に送ってスタッフが動かす標準プラットフォーム形式、他の競技はオンサイトで行いました。今年も同じ形式になりそうです。

「ロボレーブ」は世界大会を予定していましたが、昨年に続き今年も延期に。その代わり、11/27・28に加賀市スポーツセンター(石川県)で、日本国内の参加者を対象とした「加賀ロボレーブ大会2021」を開催するとの発表がありました。

「宇宙エレベーターロボット競技会」は、宇宙エレベーターと何かを組み合わせてアイデアを披露する「オンラインカンファレンス」として開催しました(各チームのプレゼンはhttp://space-elevator.tokyo/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/792/で見られます)。今年は、オンサイトで開催できないか?模索中です。また、今年から新しいロボット教材「SPIKEプライム」での参加も可能となります。

加賀RoboRAVE2019の様子
宇宙エレベーター全国大会2019の様子

ロボットコンテストに関わっている私共大人たちは皆、ワクチン接種が急速に進んでコロナ禍が収束し、再び子供たちが会場に一堂に会して、日ごろの学習の成果を披露し、参加者同士の交流する学びの場としてオンサイトのロボットコンテストが開催されることを切に願い、その実現に向けて知恵を絞り懸命に努力しています。会場で皆の明るい笑顔に出会えることを楽しみにしています。

加賀ロボレーブ国際大会2019

~ NESTチーム、初の入賞を果たしました! ~

オープニング

去る11/8(金)~10(日)、石川県加賀市で「加賀ロボレーブ国際大会2019」が開催されました。加賀市長をトップとして加賀市役所全体を挙げての大会です。大会の運営も空港やホテルとの送迎も、市の職員の方々が行ってくださいました。また、加賀市内の小中高校も学校での取り組みとして、多くの子供たちを参加していました。国際大会だけに、海外からは中国・台湾・シンガポールの計40チーム、国内チームと併せて154チーム405人の選手が、6競技12部門において熱戦を繰り広げました。

アメージング
ラインフォローイング

ジグザグのコースを完走する「アメージング」、ライントレースをしてピンポン玉をゴールの箱に入れる「ラインフォローイング」、3台で土俵から他のロボットを押し出す「スモーボット」、剣に見立てた棒を横につけた缶を乗せたロボット2台がライントレースをしながら走行し、相手の缶を倒す「ジャスティング」、革新的で機能的なロボットを作って発表する「ロボットベート」という従来の競技に加え、今年から「ファイアー・ファイティング」が加わりました。これは、いろいろな高さに置かれた、実際に火が灯っているロウソクの火を消すという競技です。ノートパソコンのファンを使ったり、ファンの位置を上下させたり、初競技だけあっていろいろな発想が見られました。

スモーボット

NESTからは、4チーム10人が、「アメージング」と「ライン・フォローイング」「スモーボット」に参加。11/9の終日と11/10の午前に予選が行われました。徐々に結果を挙げていく子や、突然ロボットを改造して不本意な結果になる子、不調が続いたものの終盤に不具合を直して高得点を最後に連発する子…。長時間、調整と試合を繰り返します。結果、「スモーボット」の2チームが決勝進出。1チームが優勝戦まで残り、ロボットが倒れたものの土俵に残って準優勝。NESTチームが参加して初めての賞状を獲得しました。

ロボカップジュニアと比べて、参加しやすい難易度のロボットコンテストです。大会までの計画と準備、大会での調整の仕方や振る舞いなど、学ぶことが多かったと思います。この経験をロボカップジュニアでも活かしてくれることを期待します。


加賀ロボレーブ国際大会

加賀ロボレーブ国際大会2018

~ 国際色豊かな熱きロボットコンテスト ~

去る11/9(金)~11(日)石川県加賀市スポーツセンターにて、「加賀ロボレーブ国際大会2018」が開催されました。今年で4回目。アメリカ・中国・台湾・シンガポール・インド・タイ・フィリピンからも参加。エントリーは160チームを超え、参加人数は450名以上と年々増え、会場も使用面積が大きくなっていました。

9/24(月休)にNPO法人科学技術教育ネットワーク(NEST)主催「RoboRAVE東日本大会2018」に参加したチームから、4チーム8人が参加。遠征ツアーを組んで11/9夜に現地入りしました。今年2回目の子もいますが、初めての子は少し緊張気味。全5競技の内、アメージングとラインフォロイング、スモーボットの3競技に参戦。1チームで複数競技に出場できるので、各チーム23競技に挑戦しました。ラインフォロイングは、ライントレースのコース難易度がかなり上がりました。今年2年目のスモーボットは、1つの土俵で3台の対戦となりました。各競技とも3日目の午前11時まで予選が行われ、午後から決勝。スモーボット(小学生部門)で「ROBO ONE-HTMTS」が、アメージング(小学生部門)で「smile」が予選を見事突破して決勝進出。しかし、「ROBO ONE-HTMTS」は1回戦敗退で9位。初出場の「smile」は4位と大健闘。1位~3位を台湾チームが独占しているので、日本チームでは1位の座を獲得しました!国別では、どの競技も圧倒的に台湾が強いのが強烈に印象に残りました。

ロボットコンテストはProject Based Learning (プロジェクトに基づく学習)を実現することができます。中でもロボレーブには初級者でも取り組みやすく、楽しい競技が用意されています。学び始めてから早い段階でこのような大きな大会、しかも国際大会に参加できることが魅力です。参加した子供たちは、全国から集まってきた子供や海外から挑戦しに来た子供と同じ空間で競い合うことで、自分にはない発想や戦略、ロボットの構造や機構、プラグラミングの考え方を実際に目にして学ぶことができたと思います。また、緊張したり落胆したり喜んだり、いろいろな感情も味わえたのではないでしょうか?常にチャレンジしながら、自己の向上を目指すことの大切さを改めて感じました。

加賀ロボレーブ
http://www.roborave-kaga.com/