ロボカップジュニアジャパン2021東京・神奈川ノード大会

~ 無観客の中、粛々と行われた熱い戦い ~

ロボカップジュニアジャパン2021東京・神奈川ノード大会は、去る11/21(土)・22(日)東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスにてロボットサッカー・レスキュー競技が、11/23(月祝)オンラインにてOnStage競技が行われました。日本リーグ(NL)のサッカー45チーム、レスキュー21チーム、OnStageチーム、ワールドリーグ(WL)のレスキュー24チームの全107チーム、220名が参加しました。今年は密を避けるために、1チームのメンバー数を制限したため、参加者数は例年より少なくなっています。

レスキューチームの様子

サッカーとレスキューは、2日間午前と午後の4ブロック制のため、競技回数や会場の滞在時間は半減しましたが、開閉会式がない分、調子時間をたっぷりと取れたようです。また、無観客でスタッフ数も制限したため、落ち着いた雰囲気の中で競技に集中できたようにも思います。NLサッカーは少ない試合数で順位を決定するため、1勝や1敗の重みが例年よりも顕著に出ました。Truthチームは、NESTロボコンが1か月遅れの開催となった影響でロボット製作が遅れたのか、残念ながら2チームがノード敗退。NLレスキューのTruth2チームは、安定した実力で上位入賞し、「たこ焼き組」は準優勝と最優秀プレゼンテーション賞を獲得。WLレスキューは、なかなか日頃の活動のエンジンがかからず、競技結果としては全く満足のいくものではありませんでしたが、突出した1チームを除き、僅差で団子状態になったこともあり、幸運にも関東ブロック出場権を得ることができました。猛省してロボットを飛躍的に進化させてくれることを願います。

↑ チーム「たこ焼き組」
↑ チーム「たこ焼き組」 ↓ そのほかのチームの様子

オンラインで行われたNL OnStageは、審査員3名によるインタビュー50点とパフォーマンス50点の合計点で順位が決まります。インタビューもパフォーマンスも飯田橋校で行い、大会本部と審査員とは遠隔会議zoomでやり取り。パフォーマンスはYouTubeLIVEの限定公開で、他のチームやご家族が演技を見られます。Truthチーム「GoTo!NIKKO」は、練馬校と飯田橋校の混成チーム。リーダーの高津さんがコロナ禍のため日光への修学旅行に行けなかったので、ロボットの演技で実現しようというテーマです。優勝と最優秀プレゼンテーション賞の2冠達成。関東ブロック大会での優勝も目指してほしいと期待しています。

チーム「GoTo!NIKKO」

関東ブロック大会は年明け1月に行われます。限られた時間の中で、どれだけロボットを進化させることができるか?真剣な思いで試行錯誤を続け、それぞれの目標を達成してもらいたいものです。

OnStage集合写真
OnStage集合写真

 

詳細・結果は関東ブロック大会HPでも⇒https://rcjj-kanto.org/tokyo/

宇宙エレベーターロボット競技会オンラインカンファレンス2020

~ 志を同じくする全国の仲間たちとの交流 ~

宇宙エレベーターロボット競技会は、コロナ禍のため今年の競技会は中止となりましたが、その代わりに、「オンラインカンファレンス」という形で、子供たちの学びの場を提供しました。テーマは「宇宙エレベーターロボットシステムの新しい利用法アイデアを発表しよう!」いうミッションで、「宇宙エレベーターロボット×〇〇=新しい□□」というテーマを考え、2分間の動画を作成して発表します。

初めての試みですが、全国から小・中・高校生27チームが参加しました。カンファレンスは、遠隔会議システムzoomを使い、4~5チームをブレイクアウトルームに入れ、そのチーム同士で予め各チームがYouTubeにアップロードした動画を観ます。その後、質疑応答を行い、ファシリテーターの先生がコメントする形式で進められました。また、宇宙エレベーターで宇宙物流と惑星開発に挑戦している青木義男教授(日本大学理工学部長)の講演もありました。

参加者のアイデアは多様で、精巧に設計された2台のロボットを使った物流システムや、壁に習字を書くロボット、台風を初期の段階で消滅させるアイデア、雷から集電する逆避雷針、介護現場での被介護者を運ぶロボット、人の接触を必要としない洋服屋の試着ロボット、宇宙デブリ(ゴミ)を掴んで投げるロボット、肩たたきロボットなど、大人には思いもよらない自由で斬新なアイデアに感心しました。

Truthからは、チーム「ファイヤーファイターS」(飯田橋校小4:小泉Y君・新海K君)が参加。宇宙エレベーターロボット2台を使い、森林火災を消火するシステムをテーマとしました。1台はホースを持って昇り、水を給水するロボット。もう1台は水を受け取ってから、火事の上空を行き来して水を散布して消火するロボット。2台は超音波を使って通信し、それぞれカラーセンサーやタッチセンサーを使って動きを制御しています。カンファレンスの最後に評価の高い3つの作品が紹介されました。実行委員長の小林道夫先生(神奈川大学附属中・高等学校副校長)が、「ファイヤーファイターS」を選んでくださいました。2台のロボットが連携する点、ホースを持って昇ることの難しさを克服した点を評価するとのことです。

メンバー二人の内一人は急な用事で当日は参加できませんが、二人ともこの貴重な体験を糧に、さらに成長してくれることを期待しています。また、目標をもって日々の努力を形にしていくことの大切さ、楽しさをTruthに通う皆に経験してもらいたいと思っています。